北京のパンダたち

北京で留学する3人のパンダたちが、日々見て感じた中国をお伝えします!🐼🇨🇳

国際文化祭

ニーハオ!

 

もう10月も終わり!?てことはもうすぐ2017年!?って今日気づき

ひとり焦っているアキです。笑

タピオカミルクティーも最近はホットのものを頼んでます(めっちゃ美味しい!)

 

今日のブログはちょっと長いかも。けど私が思ったことを正直に書くので、最後まで読んでくれたらとってもとっても嬉しいです。

 

10月23日日曜日は北京大学の年に一度の文化祭でした!

 

留学生が自分の国のブースを出店して自国の文化を紹介したり、ステージで伝統の踊りや歌を披露する、そんな一日です!

 

大学内は生徒や来賓でごった返し!一年で一番大学が賑わう日かも。

 

 

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これは日本のブース!

たこ焼き配ったり浴衣の着付けをしたり射的をしたり、大盛り上がりでした!

 

私達日本の舞台部門はソーラン節を踊りました!

 

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当日の舞台はこんな感じ!迫力あるでしょ?

 

 

1ヶ月この日の為に日本人留学生が集まって練習してきたんです。

成功して本当に良かった!

 

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せいやーーーーー!!!!って言ってる私。笑

 

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みんなとの集合写真!

 

踊り終わったあと知らない人にも格好良かったよ!!!と声をかけていただいて嬉しかったです

 

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(パンダブログのみゆきも一緒に踊ったの!)

 

その後もいろんな国の留学生と写真を撮ったりおしゃべりしてすごく楽しかったです!

 

ロシア人留学生!

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エジプト人留学生と!(私さりげなく美女の腕をタッチしている。笑)

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北朝鮮の学生とも写真を撮ったのですが、ここでは割愛。(見たい方は私に連絡してください!笑)

一人日本語が上手な男の子がいて、とてもフレンドリーで嬉しかった!

 

 

あとアフリカのどこかの国の留学生が演奏しながら楽しそうに踊っていたので

私とみゆきも混ぜてもらったのがすごく楽しかった! 

(ビデオ撮っておけばよかった〜涙) 

 

 

各国の美食を紹介するコーナーではお寿司を200人分配りました!

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お寿司は大大大人気で、他の国はまだまだ配ってる中私たちは開始から30分で配布終了。。。

「もうないの?!」といろんな人に言われて申し訳なかったです。笑

お寿司パワーすごい!

 

とにかくとにかく普段交流する機会のない国の留学生ともおしゃべりできてすごく楽しかったです!

 

***

 

国際文化祭が終わって寮に戻って

 

「楽しかったな〜」と幸せな気持ちでいたのですが、

しばらくすると私はすごく複雑な気持ちになってしまいました。

 

私は北京大学で国際関係学を専攻してします。

テロリズム、国際衝突、民族主義、グローバル化、安全保障。

学べば学ぶほど今の世界は平和とはほど遠く、問題だらけだと痛感します。

 

このブログを読んでる読者のみなさんも、

中国や北朝鮮、イスラム教にどんなイメージがあるかと聞かれたら

きっとマイナスの意見を持つ方が多いと思います。

私もそのうちの一人です。

 

でもこの日だけは違ったんです。

 

中国の、ここ北京大学に、世界中から集まっている学生。

 

みんな将来とか、家族とか、友達とか、恋愛とか、おしゃれとか、

似たような悩みがあって、

 

そして同じように音楽とか、美味しいものとか、楽しいこととか、おしゃべりが好きで、

 

国境とか、皮膚の色の違いとか、宗教とか、日本との政治上での関係とか、

いろんな違いが、問題が、ゼロ、無の状態になったんです。

 

大学の広場に集う各国の学生が思いっきりの笑顔で交流する姿を見て、私は鳥肌が立ちました。

 

世界がいつかこんな風になったらいいなって本当に本当に心から思いました。

 

他者と自分を区別し、自分の方が優れている、と思いたいのは一種の人間の性です。

 

これは個人でも集団でも民族でも、そして国家にも当てはまること。

けどこの考え方は喧嘩を、衝突を、戦争を招きます。

 

だけど、多様であることの素晴らしさにみんなが気づけたら

人間の排他的なこころにも、かなわないと信じたい。

 

幼少期わたしはアメリカと中国に住んでいたことがあって、日本に帰国した時、

周りの友達にアメリカに住んでたって言うと、かっこいい!って言われて

中国に住んでた!っていうと、え、、、っていう反応をされた時のこと思い出しました。

 

なんでアメリカはかっこよくて中国はマイナスなの???っていう

純粋な疑問があって。

小学生の時感じたこの疑問は、いまも私の中に生き続けてるんです

 

みんなもともとはアフリカで始まった同じ人類なのに争うのは悲しいな

 

将来なにがしたいかわからないけど、この気持ちはずっと

忘れないでいたいって思いました。

 

あと言語を学ぶことの意味も実感しました。

 

この先ロボットとか翻訳機が発達して、

語学を学ぶことの意義が問われているけど、

 

もしこの日私が中国語ができなくて、翻訳機で会話していたとしたら

こころの通った、あたたかい交流はできていないと思う。

 

上で書いた北朝鮮の男の子は、日本人の友達に日本語教えてもらったって言ってて、

(「メシ食ったー?」とか言ってて自然すぎた。笑)

私も彼が日本語話してくれて嬉しかったし、もっと仲良くなりたい!って思った

 

面倒だからとか効率が悪いからといって、

人と人の血の通った交流がなくなってしまったら

私たちは本当に冷血な生き物になってしまうと思いました。

 

長々とごめんなさい!笑

 

読み返したらちょっと恥ずかしい笑

けどどうしても私が感じたこと伝えたいと思ったんです

 

とりあえず、勉強辛すぎて先が見えなくなったらこの記事見返して

北京大で国際関係学を学ぶ意義を忘れずに残りの留学生活頑張りたい!

(レポート5こくらい溜まってて現在絶賛お先真っ暗状態ですが、、、笑)

 

ではレポートに戻ります!

読んでくれた方ありがとうございました!