北京のパンダたち

北京で留学する3人のパンダたちが、日々見て感じた中国をお伝えします!🐼🇨🇳

中国の孤児院に住む子どもたちと過ごすクリスマス

こんにちは〜

今回はみゆきが担当します!

 

もうすぐクリスマスですね!

北京大学にいると、寮のロビーに少し飾り付けがされてはいるものの、

1月2日が北京大学における人生初テストな私にとって

クリスマスは全然感じられない。。。。

 

と思っていたら!

日本倶楽部のクリスマス会があるじゃないかー!

ということで、先日北京日本倶楽部のクリスマス会に参加させていただきました。

クリスマス会を楽しむ!という目的ではなく、

「光愛学校」という北京市校外に位置する孤児院に住んでいる

子どもたちの通訳というボランティアをしてきました。

 

今回、このボランティアに参加させていただいたことで、

いろんなことを感じて、この気持ちを忘れたくなくて、

子どもたちのことを少しでも多くの人に知ってもらいたくて、

このブログに書かせていただきます。

このブログを書くにあたり、日本倶楽部の方々、光愛学校の先生など大変多くの方々のお力をお借りいたしました。

皆様、ありがとうございました!

 

まず、日本倶楽部のクリスマス会というのは、

年に一回日本倶楽部に所属している方々で集まって行われる

とっても豪華なクリスマス会のことです。

お料理もとっても美味しくて、大抽選会もあり、

たくさんの出会いがあって、とっても楽しい時間が過ごせました。

 

このクリスマス会に、

日本倶楽部が以前から支援をしている「光愛学校」という孤児院に通う子どもたち9人をお招きしていたのです。

私は、

彼らの通訳兼、一緒にクリスマス会を楽しむというボランティアに参加しました。

 

私は今まで、孤児院にいる子どもたちと触れ合ったこともなく、

どんな子が来るのかなぁと正直心配をしていました。

 

しかし、子どもたちに初めて会った時に

そんな心配は吹き飛びました。

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こんな風にサンタの帽子をかぶった子どもたちの笑顔を見てとっても安心しました!

 

本当に可愛くて可愛くて、

日本人である私にも興味を持ってくれて、

いろんな質問をしてくれました。

(あなたは男?女?という質問は、人生で初めてだった笑)

 

 

日本のことを知ってもらいたいなと思って、

折り紙と紙風船を持って行きました。

 

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りおも一緒に参加しました!

折り紙で鶴やカメラを折ってすごく喜んでくれた子どもたちの笑顔は忘れられないなぁ。。

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この後は、ご飯を食べたりお話をしたり、クリスマスのリースを作ったり。

日本の文化に触れることはもちろん、

彼らにとってあんなに大勢の日本人の中にいることも初めてだったんじゃないかなぁ。

 

人見知りをせずに、「あの人、学校にいる〜ちゃんに似てる!」とか、

「僕韓国語もちょっとだけ話せる!日本語で你好はなんていうの!?」とか、

本当にたくさんのことを聞いてくれました。

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一緒に遊んでいる時、話している時は、

この子たちは、お父さんお母さんが近くにいないということを忘れてしまうぐらいみんなの笑顔で溢れていました。

 

でもふと気がつくと、女の子が男の子の服を着ていたり、男の子が女の子のものを身につけていたり。

そういえば、私が北京日本人学校に通っていた時も、

洋服や文房具の寄付をすることがあったなぁなんて思い出しました。

それを思い出した時に、この子たちはいろんな人の愛を感じて生活しているんだなぁと思ったと同時に、なんともいえない寂しさとか悲しさがこみ上げてきました。

あの気持ちはなんだったんだろう。。。

 

この子たちと交流して、笑顔を見て

「ボランティア」という言葉にちょっと引っかかる自分がいました。

なんだろうー

私もあの子たちからいっぱいいっぱいいろんな気持ちをもらって、

いろんなことを考える機会をもらって、

純粋にあの子たちにもう一回会いたい!もっと話したい!もっと知りたい!

って思った。

バイバイする時に「再见」という言葉で別れて、

この言葉にはさようならの意味しかないけど、

再び会う(見る)という気持ちが込められていた気がして、

(自分で勝手に込めていたのかも)、すごく重みを感じました。

 

全く別の話で、もう一つ感じたことがありました。

折り紙を一緒に折ったり、日本の料理を一緒に食べたり、

日本人である私たちと遊んだり、話したり。

あの子たちに対して、日本の文化を伝えたい!という気持ちももちろんあったけど、

もし伝わっていなかったとしても、

あの子達が大人になった時に、「あ〜昔折り紙で鶴作ったなぁ」とか、

「あのクリスマス会で食べたご飯美味しかったなぁ」とか、

「日本人の大学生と遊んだなぁ〜」とか、

なんでもいいから、今日のことをいつか思い出してくれたらいいなぁと感じました。

 

私は、ぼんやりと日中関係ってどうやったらうまくいくんだろうとか考えていたけど、

今回子供たちと交流したことで、

子供の時の記憶ってすごく大きいんじゃないかなぁと感じました。

だから、これからは大学生だけじゃなくて、子どもや中学生、高校生とも交流したいなぁ。もっと知りたい!

 

北京に来てから、たくさんの人と出会って、いろんなことを感じて、

いろんなものを見て。

心が動く瞬間、ビビッと来る瞬間がいくつかありました。

 

今回、子ども達と会ったことは北京に来て一番心が動いた瞬間でした。

 

以前お話しした「トビタテ留学JAPAN」という奨学金の合宿で、

「心が動いた瞬間、イライラした瞬間、ムカついた瞬間、感動した瞬間

これがあなたの軸のヒントになる」ということを言われたことを思い出しました。

その合宿を終えてから、私のこれから生きて行く上での軸ってなんだろう、、、とずっと考えていました。

 

自分の心、気持ちに素直になってみると、

この活動を通して、子どもたちに会えたこと、

心が動いたこと、

これが私の将来の何かしらのヒントになるのかなぁ

 

残り7ヶ月の留学生活、

自分の心に素直になって、自分の感情に素直になって、

いろんなものを見て、いろんなことを感じて、いっぱいいっぱい心と頭を動かす!

と決心した出来事でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

〜おまけ〜

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12月20日、とっても空気が汚くて窓の外が真っ白でした。

 

3Mという医療用とも思えるぐらいのしっかりとしたマスクをつけて外出をしました!

 

昨日今日はとっても空気が綺麗で、これが続けばいいなぁと思う毎日です。

 

ビフォアアフターの写真載せられたらよかった!今度撮ってみよう☺️

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

もしかしたらこれが年内最後の投稿になるかもしれません。

2016年9月から始めたこのブログは、私たちの留学が終わる2017年夏まで、

女子大生の目線からの中国をどんどん発信していきます。

2016年は私たちのブログをお読みいただきありがとうございました。

2017年もよろしくお願いいたします。

 

良いお年を!祝你们新年快乐!