北京のパンダたち

北京で留学する3人のパンダたちが、日々見て感じた中国をお伝えします!🐼🇨🇳

新卒1年目が終わる今、去年の私に何を伝えられるか。

このブログは、2016-2017年に北京大学へ留学していた、3人の大学生で書き続けていたブログです。もともとは、北京での生活や北京大学での学びをありのままの形で発信し、もっと中国を、北京を知ってもらいたい、という思いで始まりました。

帰国後は、なかなか投稿の機会も減ってしまい、気づいたらあっという間に社会人1年目が終わろうとしています。私は今、人材業界で法人営業をしています。

新卒1年目が終わる今、この1年間を振り返ってみようと思います。「1年前の私に今の私が思っていることを伝えるとしたら?」と考えていたら、どんどん言葉が出てきました。

とっても久しぶりのこのブログでは、「1年前の私に伝えたい、いまのわたしが思っていること」そして「社会人2年目の私への期待」を書いてみました。

新卒1年目が終わる今、去年の私に伝えたいこと・思っていること

毎日新しいことがたくさん。同時に違和感ってめっちゃ大事だった。

入社式の日から今日まで、毎日毎日が新しいことだらけで、いくら仕事に慣れたとはいえ、発見の毎日だった。営業としてのロープレも、埼玉の企業に新規開拓し続けたことも、初めて自分で契約書もらったとき思わず先輩とハイタッチしちゃったこと、電話口でお客様から怒られたこと、自分は会社から評価されてないと思って辛かったとき、いろんなことがあったけど、結論最高な1年間だった。

でもそんな中で、仕事で感じる「違和感」を口に出して伝えること、これはずっと大切にしていた気がする。その会社に所属していなかったからこそ思う疑問ってたぶんあって、とにかくそれが「なぜなのか」聞き続けた。いま思うと、その違和感って自分の理解のためにもなるけど、その組織が変わるきっかけ、動くきっかけにももしかしたらなるんじゃないかなぁ、、、(わかんないけど。笑 たぶん。)

目の前の仕事をいかに面白くできるのか考える

毎日の仕事は楽しいし新鮮だったけど、正直なんでやっているのかわからなくなるときもあった。中国いたのに中国に関する仕事できてないし(これは自分で決断したことだから仕方ないんだけど。)、頑張っているつもりなのに成果出なかったこともあった。そんなときに先輩から、「何につながっているのかだけではなくて、目の前の仕事を面白くなるまでやってみな。お客さんを好きになるまで知りに行きな。」と言われてハッとした。

めちゃくちゃ小さな思考にとらわれていたんだ、と思うと同時に、目の前の仕事をいかに面白くできるのか、面白く考えられるか、ってすっごく大事なことだと思った。そんなふうに考えられるようになってから、仕事の見え方が変わったし、お客さんへの接し方、質問の質も変わってきた気がする。(これはまだまだやっていきたい!)

とにかくたくさん打席に立つ

新卒というだけで、本当にたくさんの機会をもらえた。とにかく目の前の機会をものにしようと、食らいついて、わからないながらも自分の意見を言ってみて、仕事進めてみて、失敗して、それでもまた挑戦する、そんなことを繰り返してた。

最初は、「自分のスキルが身についてから挑戦したいので、まずは先輩がやっているところを見てみたいです」そんなことも言っていたけど、ちゃんと調べて考えて学んだら、まずはやってみるってとっても大事だと思った。「打席」に立たないと、いざ自分がやってみたらどうなるのかわからないし、失敗したらその分改善できるし、まずは勇気を出してやってみる、って本当に大事!とにかくたくさん打席に立てたことで、失敗もたくさんしたけど、その分自分のことを理解できたし、仕事も進められるようになった。

学生の頃のほうがいきいきしてたのではないかと思う日がたぶん来る

てかきた。北京に留学してたときのほうが私いきいきしてた、ベンチャーでインターンしてたときの方が自分で考えて動けてた、ボランティアとかやってたときのほうが想いを持って活動できてた。そんなことを上司に泣きながら話した日もあった。自分で選んだ会社なのに、自分で選んだ仕事なのに、とっても自分が嫌になったし、恥ずかしい、みたいな気持ちになった。何よりぐちぐち言いながら仕事をしている自分がすごく嫌だった。

そんなときに思ったことは、「中国にいたときの私と今の私は違うし、いまの私が過去の経験をしにいったとしても、同じように感動するのか、いきいきするのかもわからない。」ということ。結局過去は過去でしかないし、今は今でしかないんだよなぁ。だから、いつか今のことを思い出したときに、「あのときの私もいきいきしてたな」と思いたいし、そんな仕事を自分でつくっていけばいいんだ、って思えるようになった。だから今もたまに悩むことはあるけれど、まずは目の前のことを面白くなるまでやってみる、好きになるまで知ってみる、を大切にして仕事をしていきたい!

自分の特徴をたくさん知る・コントロールできるようにする

学生の頃は、勝手に好きなこと始めて、勝手に終わって、勝手に泣いてても誰にも怒られなかったし、むしろ自分でいろいろ動いててすごいね、なんて言われてた気がする。でも社会人になるとそうはいかない。自分の働いた対価としてお給料がもらえるわけで、ちゃんと価値を返さないといけない。やらないといけないことはやらないといけない。でも、正直モチベーションがない、、、そんなこともあった。

私はこの1年間で、自分のコントロールの仕方を学び始めた気がする。私はこの仕事のこんなところが好き、こんなこと言ってもらえると嬉しい、こういうときにやる気がなくなる、でもこんなことをするともっとやる気が出る、そんなふうに自分の特徴をたくさん知って、自分で自分を褒めて、怒って、また頑張る、そんな動き方ができるようになった。まだまだなこともあるけど、私の中での1番の成長はたぶん、「自分で自分の心をコントロールできるようになったこと」これだと思う。

新しく飛び込んだ世界はとっても広くてとっても素敵だった!

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1年前の私に一番言いたいのは、「あなたが選んだ道は最高だった!正解だった!」ということだと思う。たぶん私のことだから、どの会社に行ったとしても、どんな道を選んだとしても、最高だ!!って言ってそうだけど、笑、本当に最高だった!

留学して、インターンして、ボランティアとかもしてみて、視野広がった!って思ったけど、社会人になって見えるようになった世界はもっともっと広かった!本当にたくさんの人と出会って、自分との違いを感じて、じわじわと価値観が広がっていく感覚があった。これからも、こんなふうに価値観が広がっていく感覚を大切にお仕事していきたい。

社会人2年目の私への期待

もっともっと自ら機会を創り出す

もう新卒じゃないし、去年のように機会を「与えてもらう」ことも少なくなるんじゃないかと思う。だからこそ2020年の4月1日からの私には、もっともっと自分で「機会を創り出すこと」を期待したい。私がいまいる会社で大切にされている、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という言葉が私はとっても好き。今年は、もっともっと自ら機会を創り出して、挑戦できる1年にしたい!してほしい!

濃い点をたくさんつくりにいく

入社当時から、いや高校生の頃からスティーブ・ジョブズの「Connecting the dots」という言葉が好き!過去のこと、目の前のことが点となり、点と点が繋がり線となり将来につながる、ということだけれども、今年もたくさんの「濃い点」をつくっていきたい。やっぱりやるからには薄い点より濃い点にしたいし、そのために全力で、かつ考えながら、振り返りながら記憶に残る仕事をしていきたい!してほしい!

明日からもわくわく生きる!わくわく働く!

久しぶりに文章を書いてみたけれど、振り返ったり自己分析してみたり、それを言葉にする作業って、生きてるって思う笑

日々悩むこともあるけど、やっぱり毎日は楽しい方がいいし、明日からもわくわく働く!働くって楽しい!こんな日々を社会人2年目も過ごしていきたいです。